saffraan coquille*

日常*つぶやき and デザイン*

あたらしくなる理由

f:id:larosee106:20160928155042j:image

いろんなことに悩んで、時間を見直したり、主婦業との両立‥今後の自分の人生、ふと考えたり。ようやく一歩踏み出せた今週だった。

 覚え書きみたいだけど、忘れたくないから、書いておこうと思う*

 

前のパートをやめるとき、友人が言ってくれた言葉が気に入っている。

職場では適度な距離感とかけっこう大事だよね、ってこと。自分の中では意識してるはずなのに、実際には、距離感なかったりして、抱え込んだりしていたと思う。

 

自分だけで頑張るには限界もあるし、友人の冷静な言葉や、じっくり考える時間はわたしには必要だったんだな〜と思う。あせってとりあえず働こう!って決めたパートだったっていうのも、あったし。

 

とにかくパートをはじめて、やめるまで‥たくさん学べた。嬉しいことも体力的な面でムリだなと思ったこと。いろんな先輩の教え方について、感じたこと。

 

家事と仕事、仕事と自分らしさみたいなことのバランス。。突然新しい人が来て、空気がガラリと変わったり、人に振り回されたくはないけど、振り回される自分がいるのはなぜだ?!って内面をすごく見つめたり。

 

何よりわかったのは、こういった小さな日常のこと、些細な挫折みたいなことを、いつも真剣に聞いてくれた友人がわたしにはいて、やめるときや、やめた日に、ちょこちょこ励ましのメッセージとか届いて、支えになっていたなと思う。

 

人ってやっぱり打ちのめされないと、壁に気がつけない。打ちのめされるというか、人の打ちのめされた、って感じ方もそれぞれだから、自分と同じではないけれど。

 

でも、人に通じない、って普段はそんなに意識していないから、通じないんだ、ということがわかったのは大きい。

そこから、気がついて変われたこともあるし、どうしても変われないな〜とわかったこともあり。その時、自分なりにやり過ごせるための環境(先輩だったり、仲間、上司、チーム‥)が支えになってると感じてた時は、乗り切れたけど逆に合わないな、ムリしているなって感じると、長く続けられないとわかった。

 

でも、気がつけたという有り難さってある。当初はできない状況の自分に挫折感というか、あぁ。。なんてわたしは適応能力低いんだ‥と感じたし、凹んだ。

それって、全く違う職場だと感じなかったり、逆にうまくいくこともある。

うまくまとめられないけれど、長く続けている仕事のほうには限界とか感じたことはないし、続かない場合ってやっぱり無理している状況だったのかも。

 

 で、「あたらしくなる理由」ってタイトルを書いてみたのは、今日の新しい職場の面接ですごく感じたこと。

面接で、最初、受付で2枚の紙を渡されて、1枚目には、10問くらい日常とか自分に、関する質問があった。

例えば‥

これまでの人生の中でつらかった出来事は?

また、それらをどう乗り越えてきましたか?そこからの学びは?

 

という質問が‥他にも10問くらいあって。これまでの職場ではあまり体験したことのないような質問で、時間制限は30分。必死に書いていたら、途中で緊張したのか持ってるペンに力を入れすぎて指が震えてた。

 

面接してくださった方はすごく綺麗な人で、同じ主婦業もされていて、あたたかい目線で質問してくれて、答えやすかった。

 

『いろんな職場、選択肢がある中でうちに魅力を感じてくれた理由を聞かせてください』

 

そう言われた時、ここ数週間、前のパートをやめてから悩んできた自分、これからの自分のこと、どんな場所で働きたいか考えてきたこと‥正直に話せた。

理由 って。ちゃんと言葉にしなきゃわからないものなんだな、と思った。

 

これまでのわたしは、好きなことを生かしてみよう、得意な分野に踏み込めたなら、とその延長線上にあるものへ手を伸ばすけど、簡単にはいかず、それは職業に結びついてこなかった。

なんとなくで、過ごしてきた、なんとなくのパート選びだったからかな。真剣に向き合ってなかったり、そのための時間を作ってこなかった。

 

前の自分にはなかった答え。

長く続けられる自分らしい時間。